2014年7月28日月曜日

新兵訓練施設

毎日暑いですね。。
もう7年近くなるノートパソコンが、そろそろあやしくなってきたので、重たくて重たくて重たい腰がようやく動きました。持ち運びも考えると、MacBook Air。ただエアーといえども、子ども+パソコン、、肩、ちぎれちゃうかもしれない。。

windows派だった私も7年の間にすっかりmacユーザーに。でもwindowsでないと使えないソフトもある。。これは、ブートキャンプしかないでしょ!と。(タイトルの新兵訓練施設というのは、ブートキャンプの口語表現だそうです。)

覚え書き。
windows7をブートキャンプで動かすことにしたので、ソフトをアマゾンでゲット。ただ、読み書きできるドライブを買うのがしゃくだったので、別のドライブのついているmacで、windows7をisoイメージファイルにデータ化する。そのデータをブートキャンプするパソコンにうつし、8GB以上のなにもデータを入れていないUSBを差す。あとはだいたいググってなんとかブートキャンプ様の言うとおりでいけました。あ!USB最初認識されなかったので、調べたら、いったん中止して、USB抜いて、別ポートに差す、で解決されました。さしなおす、だけです。。

usキーボードにしちゃってるので、ショートカットキーやら、仮名変換キーやら、少し面倒でしたが、そこはmacユーザー様たちのたくさんの情報をグーグル先生から教わり、なんとかかんとかようやく環境を整えることができました。

windows用のソフトは、なんどかインストール時にエラーがでたのですが、winの更新プログラムを何度か繰り返して、インストールできるようになりました。
更新って大事なのね。

パソコンとか、データとか、便利だけど、なんだか恐ろしく時間をくうことがありますよね。結局、データ整理もできてないとだめだし、消えたらアウトだし。更新こまめにしてないとなんだかよくわからなくなってしまうし。大事なのはプリントアウトしてください、ってデータの意味ないじゃん。
最近では、LINE乗っ取りなんかでパスワード、メモしてください。って。結局、紙、、

エスキースなんかも鉛筆と紙がよかったりする今日この頃。なかなか踏み切れないペンタブ導入を考えつつも、結局鉛筆と紙を前に日々奮闘しております。

2014年7月12日土曜日

台風一過

台風が過ぎ去り、関東では大きな虹もみえたようですね。
ものすごく暑くて暑くて、
小さい子どもにはお出かけはつらそうです。

なので、おうちでできる仕事をメインに。

少しずつお仕事をはじめている今日この頃。生後2ヶ月のときに、台東デザイナーズビレッジの施設公開にでたのですが、そのときは、もうふらふらで、本当に無理をしてしまったなあ、と思いました。そのための準備では、作業机のわきにハイローラックを置いて、寝かしつけては作業し、すぐ起きてしまう赤子をあやし、また寝かしつけ、の繰り返しで必死で作業してました。でも思い切って参加してみたことで、みなさんとふれあって、やりきった感もあり。子どもとはじめてのイベント、乗り切った感もあり。見えてきた課題もあり。今となってはいい思い出です。

子どもを育てること、仕事をするということ、天秤にかけるのではなく、人の営みとして素直に両立させていきたい、と思うことはいけないことなのでしょうか。
留学していたドイツでは、シングルマザーが大学に子どもを連れて勉強しなおしにきている人もいました。みんなシンプル。子どもが生まれたから、大事に育てる。自分のこともきちんとやる。

子どもいること、老人がいること、障害を持った方がいること、外国の人、男の人、女の人、いろんな人がいて、社会が成り立っている。今の日本は残念ながら子育てしやすい社会ではないけれど、なんとか自分なりに生き方を模索しています。

2014年7月9日水曜日

青い時間。

SUNIのジュエリーラインのために、今日は、前に子どもを抱えながら、石の仕入れにいってきました。つかの間の雨の合間に、目を潤す素敵な石たち。

写真上は、昼の虫と夜の虫が入れ替わる、すべてが青くなってシルエットに見える時間(写真下のような時間)、ドイツ語で「Blau Zeit(青い時間)」をテーマにしたピアスです。

カイヤナイトと、下の不思議な色合いの石はフルオライトです。このカイヤナイトという石、色合いを見た瞬間、気に入ってゲットしたのですが、先日石マニアのおじさまに、カイヤナイトでこんなオーバル型に磨いてある石をよく仕入れましたね!と言われました。石の特性上、このオーバル型に磨くのは難しいそうです。

このピアスは実物をみると何とも言えない様々な青がひそんでいて、私のお気に入り作品のひとつです。

SUNIのジュエリーは、主に金属をベースにした造形が多いのですが、実はたくさんまだ形になっていない石たちがコレクションのようにひしめきあっています。
多くは一点物で、ジュエリーや作品につかわれ日の目を見るのをいまかいまかと待ちわびています。

私の見つけた、面白い形や色や模様を、一点一点めでているその感覚を、身にまとってつけていただければとてもうれしいな、と思います。
そして、もっと見ていただくために、webshopを準備中です。がんばらないと!!




2014年7月8日火曜日

世界最大の花

先日、筑波実験植物園に、世界最大の花、「ショクダイオオコンニャク」が開花したと聞いて、早速見に行ってみました。
日本新記録というだけあって、あんなに混んだ実験植物園も見たことないくらい、人が並んでました。

高さ2m72cm。筑波実験植物園では、2012年にも開花していたのですが、当時は2m6cm。そこから大きく記録を伸ばし、日本新記録を達成したそうです。

写真の花はもう閉じてしまったあとのかたち。下のヒダヒダの部分が、もう少しカラーのように開いているのが開花状態ですが、見ることはかなわず、開花してから1日後にいったらすっかり閉じてしまっておりました。残念。開花時には、腐った生ゴミのようなにおいがしたそうで。かいでみたいような、みたくないような。この状態のときはすっかり臭いはなくなっておりました。

なんていうか、不思議なかたちと、大きさです。インドネシアの奥地にある生き物。
先に雌花が咲き、くさい臭いで虫をあつめ、遅れて雄花が咲き、花粉を虫に運んでもらって受粉する花。
今回のように単体では受粉は難しく、自然界には何体か咲いている中で受粉していくもの、、らしい。と。
植物園の方にお話を伺いましたが、まだわからないことだらけで、何故前回2年前に咲いた花がまた今回咲いたのかすらわからないそうです。

インドネシアの奥地に、この巨大な花がいくつも咲いている様子を想像するだけで鳥肌がたちます。

ヒダはとても優雅で美しいのに、真ん中にあるたとえようもない形のごつごつしい突起物。不思議なコントラストを見せるのに、破綻していない形。

作品やジュエリーのモチーフに、よく植物を参考にします。
実際に足を運んだり、写真や動画をみたり、スケッチしてみたり。思いもよらぬ形を突きつけられて、どう頭で処理してアウトプットしていくか、熟考します。

自分の生み出すものが、全然目の前の力強い植物たちに負けている気がしてうちひしがれることもしょっちゅうあります。が、彼らの力強さに応援されているような気がすることも確かで。
何故植物の様にまっすぐ生み出せないのか。余計なことばかり考える脳みそとたたかい、なるべくシンプルな思考にもっていきたい今日この頃です。