うだるような毎日と、制作と、頼まれ仕事と、様々な人々とのおつきあい。
明日自分が死んだら、山ほどある道具も、集めた本も、整理されてないデータも、もうどうでもいいモノになる。むしろいらないモノ。
放射能と向き合って、落ち込んだり、
制作中失敗してうなだれたり
コンペに落ちたり
美味しい酒をくみかわしたり
いい案がうかんだり
すてきな線がひけたり
誰かと時間を共にして心地よくなったり
全部は私が生きて見てそこに在るから存在しうるだけであって
その一瞬のつみかさねでしかない。
体はもうきっと老いにむかっている。
梅雨あけと同時に、私の気持ちもクリアになっていく。