2008年1月18日金曜日

チュニジア酒事情


チュニジア。ソフトイスラムの国。
酒は、基本飲んでもいい国ですが、探せど探せど見つからず。
見つけたビールバーは、のぞいた瞬間、ボディーガードのおじさんが、「What's happen?!」要するに、カフェやバーなどの社交場に女の子が一人で来ることなど皆無な土地柄、でも絶対に飲みたい!と意志を固くした私は酒探しの旅に出るのでした。
2000円から3000円だすような、高級レストランには酒やワインがありますが、なにせツーリスト用な感覚のレストラン。一人で行くのはちょっと…
そこで2,3軒はしごしてようやく見つけたのは、首都チュニスでの出来事でした。
デパ地下のような場所の奥の奥、20人くらいのおじさんがまるで悪いことをしてるかのように列をなしていた一角にはゆめにまでみたアルコール天国。そのオジサン行列の最後尾に並んだのは言うまでもなくわたくし。並んだ瞬間にオジサン会議が始まり、その中の多分ちょっと英語が話せるであろうおじさんは、私に最前列に並ぶように指示。
どうやら、その列はほとんどレストラン経営などの業者さんらしく、かわいそうな酒中毒(そんなことないけど!)のツーリスト女性に先を譲ってくれるらしい。そこでありがたくチュニジアレッドワイン「マゴーン」とチュニジアビールをゲットできました。20人ごぼうぬき。笑
しばらく酒断ちしていた私には思いもよらぬ幸せハプニング!チュニジアオジサンたち、ありがとう。
ワインあけるのすごく苦労したけど、幸せでした。
チュニジアはやはり酒を手に入れるのが難しい国。ドイツの酒天国とは違うありがたさが。。感激ひとしおでございました。。