2007年12月2日日曜日

鎮火


ついつい怒りにまかせてつまらぬものをきってしまった・・・
気持ちをきりかえ!
我がSchmuckコースの、教授、ダニエルクルーガー氏のケラミックのみの展覧会が、Halle、ノイエレジデンスで始まりました。
前々から、クルーガー教授がジュエリー以外に陶器もやっていることは、かねがね聞いていたのですが、ハレでは今回が初めての展覧会になるとのこと、オープニングパーティーには金持ちそうな方々がずらっと黒い服に身を包み、金銀の宝飾をアクセントに着飾っていました。紫のダウンに、レオパード柄のパンツは私です。すみません。うっかりでした。でも学生はみんなラフだったので、ほっと一安心。
さて、作品ですが、現代彫刻と言えば、彫刻なのですが、見てる側に何かを強要しない、素敵なハイセンスなオブジェが並んでました。率直に言って、久々に、楽しく展示を見ることができました。ほとんどの作品が磁器でできていて、モチーフは、骨、海綿体、皿やつぼ、そういったものが組み合わさって、気持ち悪くなる三歩手前くらいでかわいい、ちょうど良いバランスで彫刻になっているかんじで。
全然意味がわからなくてもかまわないぜ!楽しんでくれ!っていう投げてくるバランスが心にヒット!でした。いやいや、60歳近くなってなお、この雰囲気、清潔感、ウィット感、感服いたしました。