2007年12月28日金曜日

workaholic


1週間作業をせず、旅行と療養をしていると、夢で作業してたり。
手を動かしていないとなんだか不安になる自分に気付いて、これではいかん、と今日はお友達の卒業制作のお手伝いにいそしみました。
学校は完全にクリスマス休暇で使えないので、自分の作業はできずとも、革を縫い続ける作業はかなりフラストレーションを解消するいい時間で、脳内アドレナリンがでまくった気がします。満足満足!
って言ってたら、ワーカホリックだねって言われました。そうなのかな。。
遊んだら、働きたくなる。
働いたら遊びたくなる。ずっと遊びたいけど、ずっと遊びじゃつまらない。そりゃあ忘年会だって新年会だって行きたいですけど!とりあえず完全クリスマス休暇のヨーロッパじゃすることもないので、働きたいじゃないですか。

2007年12月26日水曜日

真冬の昼の出来事


遊びすぎか、なんだか体調がすぐれず体を休ませていた今日。
ご飯を食べようと食事の支度をはじめたら、ごみ箱しかも生ごみの方が満杯になっていることに気づき、どこかへ長期旅行にでるくせに片づけていかないルームメイトに怒り心頭で、ごみをいらいらしながら外に置きに行った後ろで、、「パタン」とオートロックのドアのしまる音。
えっ!鍵持ってない!ドアは押せども引けどもうんともせず。
がーーーーーん 締め出された。。。
真冬、クリスマス、半そで、スリッパ・・・・ 休日、誰もいない、鍋火にかけっぱなし!!!
デンジャー!
急いでハウスマイスターのところに走っていくも、当然クリスマス休暇につきいない。
おや、隣の棟の寮生がご飯を食べている。もうここに頼むしかない。だって他の人はみんな実家に帰ってるんだもの。
真冬に半そでの私の様子をみて、みんな分かってくれたみたいで、暖かく迎え入れてくれ、着るもの、靴まで貸してくれました。その後、なんとかして開けようと試みてくれた寮生が持ってきたものはCDでした。CD?なんに使うんだ?どうやらそれをてこ代わりにして、ドアを開けようとのことらしい。いや、絶対無理でしょう。もう一人の子は、ドライバーを持ってきてくれて、これは正解。でもほんのり縦にあいた窓にはなすすべもなく、ぐつぐつ鍋は煮えている。このままじゃやばい。。
インターネットで鍵をあける業者を調べて呼んでくれ、と頼んで、電話してくれたのは本当にありがたいですが、なぜ高いから、という理由で私に聞かずに断るわけ?!火事になるよ~
100ユーロもするんだよ。って言われても、火事になるよかましですから!
なぜか3回くらい別の業者に電話するも、私がそれでいいといっているのに、高いから。と断る。
そしたら、突然、鍋を火にかけてるんだったら、火事になる手前だから、消防車を呼ぼう!という話に、、、まてまて、そんなおおごと?!消防車はタダだから!いやいや!
ってあれよあれよというまに消防車、待つこと10分、超でっかい消防車におっさんが10人くらい乗り込んで来て、私の家の鍵をあけるのに大騒動。
特殊な工具で私の窓を無事開けて、ようやく家に帰ることができました。
鍋は半分ケシズミ状態。消防士さんの何人かはアルコールくさかった。そりゃそうだよ。クリスマスに、ごめんなさい。私の不注意でごめんなさい。
メリークリスマス
メリークリスマス

メリークリスマス!


約1週間のハレ→ベルリン小旅行、夢だったのかなっていうくらい今となっては過去の事になってしまってさびしいかぎり。
凍るような気温の中で自転車こいだベルリンは、ドイツらしく常に曇天の空でした。テレビ塔も先まで見えず、丸い部分さえ見えないときだってあったり。
初オペラ、ベルリン国立歌劇場はフィガロの結婚。最前列、82ユーロの席が、学生割引でなんと20ユーロで観覧することができ、目の前で生のオーケストラが音楽を奏で、生のオペラ歌手が唄う迫力はすごい感動でした。
クリスマスマーケットではグリューワインを飲み、アイスバインを食べ、ソーセージをほおばり、レストランではシュニッツェルを頼んで、ほぼ初めてといっていいくらいの、theドイツ旅行。驚いたのは、結構ドイツ語が旅行に差支えない程度通じるようになってたこと。3か月の努力は無駄じゃなかった!と感動しつつ、ドイツ語しゃべることにより、より親切度が増すドイツで色々と満喫できる結果になりました。
クリスマスにはギョーザパーティーにもお邪魔させてもらったりして、ほんと、超感謝。
帰ってきたハレは突き抜けるような青空でした。
あんなににぎわっていたクリスマスマーケットは影も形もなくなって、どこのお店も閉まっていて、礼拝帰りのおばちゃんたちがトラムを待つくらいしか人影はありませんでした。
メリークリスマス
メリークリスマス

2007年12月18日火曜日

デストロイヤー


平均気温が1度とか、-1度になった今日この頃、気づいたら公園の池も凍ってました。天然の氷は生まれて初めて、一気にテンションがあがりまくってしまいました。
このところの不幸続きに少しめげつつも、まあもうそろそろあがるころかな、と楽観思考でいたというのに・・・
突然アトリエに帰ってきた友達は、冷蔵庫を蹴り飛ばし、金槌で机をたたき、大声で汚いののしり言葉を連発、暴れまくって、何事かと思いきや、まあ聞いた話なんで何とも言えないですが、「シャイセ展覧会のためのシャイセミーティングで、シャイセガールがシャイセな質問をずっとしつづけて私が質問したかったのに1時間も待たされたの!!!!シャイセ~シャイセー!!」という事がそんなに彼女を怒らせてしまったそうです。
100人にスイッチ持たせてアンケート取っても、たぶん80人以上が「そんなに怒らなくてもよい」にスイッチおすとおもうよ。
もうやだなあ。子供かよ。しかもしつこい。ずっと怒っている。
そしたらいきなり腹減った。といいだす。angry and hungry か。的な韻を踏みつつ じゃあインスタントヌードルあげるから落ち着いて、といって私の大事な食料を分け与えてやったにもかかわらず、1つじゃ足りない大食いレディーは私の分まで半分たいらげ、私に向って、「あなた食べ過ぎよ」
はあ?頭おかしいのか?どうやら本気で頭がおかしいらしい。思い込んだらそう見える、おばさん思考のようで、自分に非があることはすべて他人のせいになるようにできているらしい。
あげくのはて私の机に来て、これはよくない、これは駄目だと意味不明なだめだしが始まり、お前の作品もっかい見直してから来いよって超おもいましたが、同じ土俵でしゃべることすら無駄なことに気づき、いいから早く帰ってご飯食べなよ。と、落ち着いて聞いたら厭味なアドバイスをして帰らせました。
どうやったらあんな人間が育つのだろうか。。と、留学生国際会議を開いてみましたが、たぶん親がダメなんだろう、という結論に落ち着いてしまいました。ちゃんちゃん

2007年12月16日日曜日

線路は続くよどこまでも


鉄道マニアでは全然ないですけど、線路がたくさん並んでるのみるとわくわくします。

今週末は、クリスマスを控えた第三週。そこかしこですぐそこに迫ったクリスマスをお祝いしています。

普段通いなれた場所をみても最近は随分慣れてぐっとハートに来ない。
でもやっぱり新しい場所はあるもので、いろんなパーティー会場への道すがら、発見はまだまだつきないな、と実感します。こればっかりは住んでみないとわからない感覚。
そういえば来る前は、やれ銀行だの、やれビザだの、手続きのことばっかり心配してたな
今はだんだんと言葉や生活に慣れ、逆にいろんな人の性格や趣向もはっきりわかってきて、それがめんどくさい事にもなりかねないのが一番めんどくさいかんじ。
めんどくさいってほんと的確な言葉で、本当にめんどくさい人っているもんだな と痛感します。
それは国境も超えて、何もかもを超越して、めんどくさい。
めんどくさい問題は終わらない線路のように、常に人生につきまとってくることにあきらめつつ、めんどくさい人生を一生懸命走るしかない自分も認めるしかないっちゅうか。そんなこんなでのらりくらりと。口は災いのもとだけど、しゃべらないと始まらないし、終わらないこともあるし。
無口が美学だなんて認められないね。無口には憧れあるけどさ。

2007年12月14日金曜日

えっと

逮捕されました。
飲酒自転車運転で。
ははは
10ユーロ罰金でした。
ふーって息はくやつやったよドイツでも♪
終わった後あまりのくだらなさに笑いました。
そりゃそうだよ
今学期のお祝いパーティーだもの
すごい人いっぱいいたもの
酒だって飲んだもの
踊りまくったもの
あああああああああ!!!!!
シャイセーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

2007年12月13日木曜日

空をあおいで


なんでもやりゃあいいってもんじゃないのはわかってるけれど、二の足を踏んでなんにもできないのは間違っている。
優先順位の問題で、
仕事があるから、
勉強したいから、
遊びたいから、
その時、何を優先順位にするかで人生すべてが決まってくると考えてもよく、
結局今のところ優先順位は、
考えたことを形にすること。
ああ、みんな おらに元気をわけてくれ

2007年12月11日火曜日

心のうた


買いたいものがみつからない

銅の針金がみつからない
ちょうどいい太さの白くてかっこいい紐もみつからない
0.1ミリ単位のドリル刃もみつからない
ステンレス線もみつからない

買いたいものがみつからない

そうだよ 茨城で何もみつからないのとおんなじだ
ジョイ本をのぞいて

買いたいものがみつからない

わかってるさ あきらめればいいってことくらい
だってここはハレなんだから
だってここには東急ハンズじゃないんだから
でも買いたいんだよ
それがあれば便利なんだよ

買いたいものがみつからない
買いたいものがみつからない

建物が死んだら2

2007年12月10日月曜日

たよられしごと


「私、明後日プレゼンなの。
ジュエリーつくったことないんだけどこれ(陶器の小さなピース)をブローチにしなくちゃだめなの。」

と言われたのは昨日

頼られたら嫌とはいえないこの性格、久々に時間に追われながら毛穴の中まで気を張って作業するはめに

途中何度もなんでこんな一生懸命他人のプレゼンのために貴重な時間をさいているんだ。。私、忙しいの。と言われましても、いや、あなただけじゃないから。忙しいの。これだから欧米人は 怒 と何度もやってくる苛立ちを抑えつつ 作業している間にどんどんのめりこみ、熱中。
終わる頃には素晴らしい達成感につつまれ、アドレナリンでまくりでした。
次の事を常に頭にいれながら関門をひとつづつ突破していくあの感じ、最高にわくわくします。
やっぱりこちとら、趣味で作品作ってるわけじゃないんで相当本気ですよ。
みんな手作りのものって簡単だと思ってますけどね。大変なんですよ。

うん わかってもらえればそれでいいの。それがなによりなの。

2007年12月9日日曜日

猫背な目線


なんもしたくないときってどうしようもないくらい鬱
でも何かしなきゃっていう焦燥感だけはあるので、むりやりしらべ物をしたり、外に出てみたり
歩きだしちゃえばどうってことないのに なにが私を引き止めているのやら
楽しい床を発見しました。
幸せな床
お正月にチュニジア行きます。
予定。
チケットとれるのかしら・・・

2007年12月8日土曜日

工房めぐり


人の工房を見るのはなんて楽しいんでしょう。今回は、Burgから歩いて数分のところにある、アンさんのアトリエにお邪魔しました。ここはアパートメントの1階で、現在はブルグ卒業生の二人と、現役生徒、今年卒業の一人、計3人で共同アトリエを維持しているそうです。
道具が、そっくりそのまま学校の設備を小さくした感じで、やっぱり学んだ場所に踏襲するのはどこの国でも一緒だな、と感じました。
台所と、共同トイレがついてお値段は・・・高校生が週二でファミレスでバイトして1ヶ月で稼げるくらいの値段。
それを3人で割るんですから、超激安。びっくりしすぎて大変でした。しかも床は超頑丈でびくともせず、大工さんからもらったおさがりという超頑丈でかっこいい机もしっかりと床に根をおろしていました。工具もかなりしっかりとそろえてあって、それもまたおさがりだったり、昔から使われている味のある、でも精度はまだまだ維持できるものばかり。糸のこもかなりオールドスタイルの超オシャレなのがあって、大興奮!そういや、なんかゼットソーみたいなのこぎりあるなあ。とつぶやいていたら、日本語で、刃にゼットソーって書いてありました。日本の道具は定評があるらしく、ヨーロッパにも多数輸入されていて、おもいっきり日本語しか書かれていなくても、専門店などで売られているそうな。「ナンバー1焼き入れ済み」って書いてあるノミとか。おお!絶対ナンバー1じゃないでしょ!って突っ込みたくなるできの甘さにびっくりすることもあったりなかったり。
作品も昔から今までのを丁寧に見せていただき、楽しかったです。
こんなにアトリエがいい雰囲気で、安くて、使い勝手いいならほんと、ヨーロッパで制作したいと心から思いました。が、道具や素材は日本の方がよっぽど手に入りやすく、プロフェッショナルな職人さんも多いので、そこは日本も捨てがたく。ああ、いいとこどりができればよいのに。

2007年12月6日木曜日

ハレについて


江戸時代、長雨が続いたあと天気が回復し、晴れ間がさしたような日のことのみ、「晴れ」としたそうな。いい話だ。超実感。確かに、ここドイツの冬、曇り続きの後の晴れは、まさしくハレだよ。

見事なまでの曇り続きの毎日に、時折やってくるスカーンと抜けるような青空。1日中晴れなんてことはめったになくて、こんな天気でも午後には曇って夜には雨降る、的な天気の繰り返し。

そりゃあ鬱な気持にもなっちゃうよね。youtubeだってはしごしちゃうよね。
夜は飲みすぎちゃうよね。

こんなに天候に左右されるとは、というくらい冴えない天気や気候です。 こればかりはちょっとドイツ失敗!って思うくらい最初はめげてました。が、まあ慣れました。

日が短いことに対する対策としては、15時くらいから、時計を見るのをやめる。それくらいから日が暮れ始めるので、そこをあえて見ないようにすると、気づくと19時位になってて、おやおや、もう19時か~そりゃ暗いよな。と、暗いことに諦めがつく。これが16時くらいで真っ暗なことに気づくと、なんだかとてもめげる。

あとは雨対策と、ちょっとした日光浴さえ忘れなければ、なんとかなります。

ほんと、太陽のめぐみは素晴らしい。

2007年12月5日水曜日

youtube談義

日本にいたときは、まるで縁のなかった動画サイトが、こんなに自分の心をいやしてくれるとは・・・こっちに来てる日本人と話をすると、なんとまあ、youtubeユーザーの多いこと多いこと。yahooニュースの芸能情報、下手したら日本にいる人よりも知ってるんじゃないか、っていう人もいます。

普段、外国の人に囲まれて外国語ばっかり話していると、日本語、特にお笑いに恋い焦がれるようで、私もその中の一員になり、夜はネットをサーフィンしまくり。テレビがないだけに、なんだか誰かが勝手にしゃべってる雰囲気が欲しい。そんなかんじで新旧お笑い適当ピックアップ&流しながら他の事する。的なテレビ的存在が、このyoutubeやらニコニコ動画だったりして。

BIG3なんて、発見するまでとっくに忘れてたよ。みてたら、小学生の自分がリアルタイムでよみがえりました。あの頃、お正月がいやでいやで仕方なかった。朝から晩まで似たような番組で、普段見てるようなアニメやドラマやってないし。父はごろごろしてるし。なんかゴルフ番組見てへらへらしてるし。って、これじゃん!逸見さんじゃん!あっ名ばかりのうちの教授もいる!
あの頃は幸せだったな~もっと時間がゆっくり流れてたな。お正月も、ひまでひまでしょうがなかったな。でも、ゆるーくてとってもホンワカ時間が過ぎていた気がする。
殺人事件とか起きると、次の日みんなその話してたりして。今や毎日のように殺人事件だもんね。

そういえばプレゼンした後、ドイツ人の友人が「東京ってすごくたくさん人が集まってるのに、平和な理由がわからない。普通、それだけの人が集まったらもっと危険なはず」って言ってたな。確かに、あんだけ人が集まって、夜中に電車が満員になる国ってなかなかないかもしれない。なのに、割と平和。(そりゃ危険がないわけではないが。)人が小さいとか、住むとこが狭いとか、そんな理由だけじゃなくて、本当に国民性が存在するならば、まさしくそこが原因なのかしら。
なんていうか、根拠のない平和、っていう感覚

でもきりがないので、ネットサーファーもそろそろ引退せねば。うむ~中毒起きそう・・・

2007年12月2日日曜日

夢をつくる人たちへ


ヨーロッパもクリスマス一色。12月はもう、クリスマスへのカウントダウンで街中浮足立ってます。
ヨーロッパの人々は、クリスマス=宗教の1大イベント(まあ日本が特殊か。)なので、みんな本腰入れて祝います。ここ、ハレも例外なくクリスマスで大盛り上がり。街中には移動観覧車がくるくる回り、街のいたるところでホットワインや食べ物、クリスマス用のリースが売られ、スーパーでさえも、クリスマス用お菓子やお酒コーナーがどーんと広がっています。
去年の今頃、(去年だけじゃないけど 笑)日本でクリスマスを飾りつけまくってた過去がありありと思いだされ、街中のクリスマス装飾を見るたびに、ああ、こういうとこはガンタッカー使うのね、結束なつかし~、LEDか~、高所作業車は何時頃でてるんだろ?とか、そういうところにばっかり目がいっちゃって、なんだか苦笑い。
ポケットの中に、結束のごみがはいってるんじゃないか、とポケットに無意識に手をつっこんでみたりして。
今頃日本でみんなは必死に寝ないでクリスマス作ってんだな~と思いながら、ふとその話を友人にしたら、
「すごいじゃん、みんなの夢をつくってたんだね!」
って言ってくれました。
夢をつくる人か。なんかいいな。
それこそバイトの身だったけど、あの達成感とか義務感とかは、かけがえのない経験で、私を少しずつ成長させてくれた気がします。
夢つくってる人たち、体こわさないでね!

鎮火


ついつい怒りにまかせてつまらぬものをきってしまった・・・
気持ちをきりかえ!
我がSchmuckコースの、教授、ダニエルクルーガー氏のケラミックのみの展覧会が、Halle、ノイエレジデンスで始まりました。
前々から、クルーガー教授がジュエリー以外に陶器もやっていることは、かねがね聞いていたのですが、ハレでは今回が初めての展覧会になるとのこと、オープニングパーティーには金持ちそうな方々がずらっと黒い服に身を包み、金銀の宝飾をアクセントに着飾っていました。紫のダウンに、レオパード柄のパンツは私です。すみません。うっかりでした。でも学生はみんなラフだったので、ほっと一安心。
さて、作品ですが、現代彫刻と言えば、彫刻なのですが、見てる側に何かを強要しない、素敵なハイセンスなオブジェが並んでました。率直に言って、久々に、楽しく展示を見ることができました。ほとんどの作品が磁器でできていて、モチーフは、骨、海綿体、皿やつぼ、そういったものが組み合わさって、気持ち悪くなる三歩手前くらいでかわいい、ちょうど良いバランスで彫刻になっているかんじで。
全然意味がわからなくてもかまわないぜ!楽しんでくれ!っていう投げてくるバランスが心にヒット!でした。いやいや、60歳近くなってなお、この雰囲気、清潔感、ウィット感、感服いたしました。