2007年11月22日木曜日


何気ない景色に心奪われることもまだまだあって、いつまでこのツーリスト気分がつづくのやら、
海外に暮らして日本の良さを実感しつつ、昨日は初めて日本料理に手を出してしまいました。
といってもニュウメン。にゅうめんって知らない人もたくさんいるんですが、奈良にはちょこちょこにゅうめんがあって、平たく言えば、そうめんの温かいバージョンがにゅうめん。ニュウメン好きな私は、食べ終わった後だしの味をかみしめながら、心の底から「ほっ」と一息ついたのでした。
最近食べ物ネタが多い気がするのは、人間、衣食住の食と住が超大事だと感じるから。
特に元気の素は食から始まると思いますね。
ドイツに来て、なれない時差と、なれない食環境と、なれないスーパーマーケットのせいでいつ食べたらいいかわからず飢餓状態になったことがあったんですが、(←大げさ)食べ物を摂取したその時、指の先まで血液が満ち足りていく充足感を体感しました。
ふわーーーーーーと指の先、体全体に血液がめぐる!
わたし!生きてる!ってかんじ。
そして自分の飽食時代を思い起こし、ちょっと笑えました。こんなに体全体が栄養欲する状態には決してならなかったあの頃、まあ、それはそれで非常に楽しくはあったけどね。昔読んだおとぎ話の絵本とかに載ってた欲張りの飽食貴族みたいな感じ はは
ただこうハムとじゃがいもとソーセージに囲まれていると、なんだかよくわからなくなってきてしまったので、とりあえず時折こっちじゃ高価なだしの素と、高価な味噌を使ってほんのり日本を味わいながら、+ビールでおっさんの晩酌をドイツで再現したりするのです。