2007年11月21日水曜日

難しい本を読みます。


ドイツ語を学ぶにあたって、一番てっとりばやい方法は、彼氏がドイツ人。なんて極論ですが、そうでない人にとって、いい方法は、「タンデム」をすること。タンデム、バイクのニケツではありません。お互い違う国の人同士が、自国の言語を教えあう、パートナー制って感じですかね。

たまたま友達の誕生日パーティーで出会った人は、来秋に芸大の先端に留学する予定の人でした。こんな偶然絶対ないね。と、その場でタンデムを決め、お互いに少ししかしゃべれないドイツ語と、日本語でコミュニケーションをとることになり。

これが、意外と超楽しい。お互いちょびっとしかしゃべれず、共通言語は英語だけれど、ちょっとだからこそ間違いとかわかりやすくて面白い。
しかも、他国の人が、日本語をどうとらえてるかが、新鮮でたまらない。私たちは小さい頃、ひらがなから始まり、漢字を徐々に覚えていくけれど、こっちの日本語の授業は、最初からがんがん漢字込で学習します。要は、漢字を知らないと、日本じゃ生きていけないっていうことらしい。そして、漢字の覚え方が、漢字のへんと、つくり、部首?みたいな分け方で覚えるらしい。最初にうけた質問が、「なぜ駅という漢字には馬という意味があるの?」でした。え???「昔は馬が交通手段だったからじゃないかな。」あとで、ネットで調べたところ、「馬を置くところ」という意味があるそうです。

新鮮。日本語のあいまいで複雑な良さがにじみでてくる今日この頃です。

時刻の話をしていて、3:30だったときに、タンデムパートナーが、「3時半分です。」
3時半分!なんか割り切れなさそう!

これはどんな本ですか?難しい本です。