2007年11月20日火曜日

ドイツ語談義


Ach so.(ああそう)=ああ、そう。正確にはノットイコールですが、大体おんなじ意味です。ドイツ語のほうが、もう少し肯定的に納得したり、得心したときに使う感じだけど。大抵ドイツに来てすぐに日本人はよく使っちゃうみたい。大体おんなじ意味だよってドイツ人に言うと、そこから話が超ふくらむので、ネタ的にはかなりありです。

Genau!(ゲナウ)=そのとおり!普通にビックリマークつけなくても、そのとおりそのとおり、みたいなかんじで、みんなゲナウゲナウ言いまくってます。日本でのドイツ語の授業では全然でてこなかったけど、言葉がわからず、こういうこと?って聞くと、大体genau!と返されます。

この二つが私の最初に覚えたドイツ語。
あとはもう全然ちんぷんかんぷん、体当たりの日々でしたが、最近ようやく聞こえ始めたような。

ドイツ語は、ほんとに英語と似てて、英語からドイツ語に訳す方が簡単です。今は英独、独英辞書を愛用する日々。同時に英語も学習できて、なかなか素敵な毎日です。

ただ、ドイツ語英語似てると言っても、やはり異文化、ドイツ人の友人と、覚えてうれしかった英語単語について、話していたところ、「immediately」という単語に感動したとのこと。immediatelyは、直ちに; じかに, 直接に, …するや否や、という意味。同じ意味を持つ単語がドイツ語には存在しないらしい。
なぜかと尋ねたところ、そういうシチュエーションがないからでは?という仮説に達した。
そうか!そういことか!それでか!と、様々な今までのドイツでのシチュエーションを思い起こしながら、妙に納得。
確かにいろいろimmediatelyに行われていない行おうとしない、そんなことがたくさんあったなあ。

今日は1週間ぶりに太陽に出会えました。こんなに太陽を愛おしく思ったことはかつてありませんでした。太陽は、ドイツ語では die Sonne(ディ ゾンネ)。女性名詞なんで、dieがつきます。

母なる太陽に守られて、束の間の日光をいとおしむ。

言葉は、住んでる環境と、国民性と、すべてを包括して成り立っていくんだな・・・