2007年11月9日金曜日

夢一夜


私はゴレンジャー的なものの、桃レンジャー。好きでなったわけじゃないらしい。無作為に桃レンジャーに抜擢され、地球の平和を守るため、悪の組織や怪獣と闘ってきた。
だがある時、必死で守り抜いてきた地球の平和を乱す、今世紀最大の悪が地球を覆った。一度は防衛に成功したものの、今度ばかりは本当になすすべがない。私は戦いから逃げたくて仕方なかった。ので、アルミ缶をばらして溶接しなおして、手紙をかくための平坦な板にしようとがんばって溶接をこころみた。が、うまくいかないので、私に「戦いにいかなくていいんですか」と笑顔で慰めにきた他人のもってたポテトチップスの袋に遺書を書いて、書き足りない分はそのお兄さんに言伝を頼んで、戦いにでた。
街はこの世の終わりだというのに避難しないで働いている人もいて、私がせんぞ忠告したにも関わらず、のうのうと暮らしている。私はうちひしがれながら非常事態のバリケードを顔パスで通過。今しんだら好きな人とも一生会えないな。ほんと悲しいな。と半泣きで向かうと、上空には核ミサイルまみれのたくさんの悪の塊。
ブルーとイエローは別の場所で戦ってるらしい。私はレッドと一緒にかないっこない相手にむかう。
途中から私はヤマタノオロチのもっとかっこ悪い感じの化け物に変身してしまい、(力がふくれあがりすぎた)レッドは超かっこいい獅子に変身、当然かないっこなく、二人はあっという間にやられてしまう。
まさに地球は滅亡するとこ。。。
すると突然、レッドが脱皮、なかからシシマルみたいなブルーの狛犬(うっすら半透明。唐草模様が体中にある)が現れる。
「うまそうだから食ったら俺は一段と強くなるんだが、、、」
とヤマタノオロチのかっこ悪いバージョンの私の死体をみて
「今回は仕方ない。。。。。。。」
「抜けろ!!!!」
と言った瞬間、
私はするっと脱皮して、顔が奈良 美智の絵みたいな、蛇(でも顔は超でかい)に変身する。というか生き返る。
そんで、スーパーサイヤ人的な強さを発揮し、悪を倒し、
好きな人とも再会し、地球は平穏を取り戻し、
闘ってよかった と 青空で夢は終わりました。