2007年10月20日土曜日

バイト



ドイツに来て、初のお仕事。

1ヶ月も働いてないとなんだか仕事にもやる気がでます。

なんと、ハレで行われる日本の漫画についての展覧会で、私のコメントがバックミュージックになることになりました!初声優です。

どうやら、友達と日本語でその展覧会について見ながら話し合っている声を収録し、実際の展覧会の会期中に延々流し続ける、BGM的な感じになるようです。

ドラゴンボールあり、クランプあり、ヒカルの碁あり、AKIRAあり、フルーツバスケットあり。今まで聞きかじった無駄な知識がここで発揮されるとは。1マンガファンとしてはもう少し他分野にわたってしっかりジャパニメーションを広めてほしかったのですが、まあ日曜日からなのでもう時すでに遅し。

辛口のコメントも日本語なのでハレでは通じないでしょうとのこと、オッケーで通ってしまいました。

ドイツではAKIRAが超ポピュラーな漫画、というか火付け役だったようで、大々的にコーナーを飾っていました。特筆すべきは、北斎などの浮世絵を漫画とつなげていて、江戸時代の国定なんとかという人が書いた源氏物語を展示したかたわらに、あさきゆめみしが並び、とそこまではよかったんだが、 GENJI というPS2のゲームが展示してあって源氏物語と紹介されてしまっていた。ニアミス?!(近くもないか) と笑いがとまらなくなり。

その他にもドイツで売れっ子少女漫画家(ドイツ人)の生原稿とかもあり、個人的にはドイツの人が日本をどうみてるのかがちょっと興味深く拝見させていただきました。結局うちらの話はコミケ、みつばちマーヤ、売れない漫画家、金魚、鳥獣戯画、食玩、ゲーム、ジャンプ、初音ミク・・・・と花が咲き、約1時間しゃべくりました。 途中から手塚治虫大先生とか、石ノ森 章太郎大先生とか、昭和な発言にまみれてましたが、まあ昭和生まれなのでよしとします。