2007年10月12日金曜日

遠い世界で


ドイツ銀行が大変なことになってるなんて知る由もなく。7月から9月のたった二ヶ月の間にアメリカの住宅ローンなどの、サブプライムローン関連で約3600億円の損失を計上したとのこと、きっとラジオで聞いてたんだけど、ドイツ語を理解してなかったんだろう。こんな風景の広がる学校で脳味噌までまったりしてしまっていたりして。気づいたらユーロが167円になっていました。
どうやってここを乗り越えるか。気にせず、円をユーロに換えるか、もう少しまってみるか。ユーロがもし崩壊したらこっちは楽になるけれど、ただでさえ低所得者の多いハレでこれ以上の不況がおとずれたら、という事を考えるだけで嫌な気持ちになります。お金や世界の動向はいつだって下々のものから一番遠いところで動くものなんだな、と感じます。金も銀も銅も値上がりして私たち金工作家たちを苦しめているだけじゃなく、このユーロ高の状況、ヨーロッパで金銀かおうとすると、日本の1.6倍という悲しい事実に、足がすくむ自分もいたりして。
とにかく、最近はなんであのとき、と後悔の日々。雨降って地固まる。だといいな。また今日もことわざで終わり。